取引所の取引限月の注文を発注するのと同じ方法で、集約限月を発注できます。集約限月の場合、[MD Trader] ウィジェットまたは [Market Grid] ウィジェットにて注文を発注できます。
Aggregator 合成銘柄はネイティブ指値注文としてまたは TT アイスバーグ注文として送信できます。これにより、合計注文枚数を少ない公開済みの枚数で執行することができます。
価格帯の集約枚数列をクリックして、集約限月の買いまたは売りを行います。[Aggregator] は、[Aggregator Configuration] ダイアログ ボックスで設定したパラメータを使用して、レッグが取引される価格を決定します。レッグを含む [Open MD Trader with Components] を選択して集約限月を起動した場合、各レッグの [MD Trader] ウィジェットに約定待ち注文が表示されます。
集約限月銘柄を取引する際は常に、[Aggregator] レッグ画面のすべての約定待ち注文には、[Work] 列の左側に縦の色バーが表示されます。この色バーは、約定待ちの [Aggregator] 注文を指定し、[Aggregator Configuration] ダイアログ ボックスで、集約限月に割り当てたレッグ配色を使用します。
注: 集約限月の個々のレッグが [MD Trader] に表示される場合、希望の価格帯で特定のレッグの [Bid] または [Ask] 枚数列をクリックすると、注文を発注できます。レッグ マーケットに直接発注された注文には、配色バーが 表示されません。
以下の画像には、集約限月を構成する各レッグ マーケットの個別の [MD Trader] ウィジェットで、[Aggregator MD Trader] が起動されているのが示されています。
[Market Grid] (銘柄情報) ウィジェットを使って集約限月のマーケット データを表示し注文を発注するには、起動をクリックするか、または [Market Window] に [Aggregator Manager] から集約限月をドラッグ アンド ドロップします。取引所定義の限月と同じ方法で、集約限月の注文を発注できます。価格をクリックして簡易発注ウィジェットを開き、必要に応じて注文タイプや口座を選択して、注文を発注します。
[Market Grid] (銘柄情報) にて集約限月を発注する際、以下の内容を考慮してください。
[Aggregator] は、[Aggregator Configuration] ダイアログ ボックスで設定したパラメータを使用して、レッグが取引される価格を決定します。約定待ち注文が [Market Grid] (銘柄情報) の各レッグと集約限月に表示されます。
[Aggregator MD Trader] では、親集約注文の子注文を送信するための、別の口座を選択できる機能を提供しています。例えば、別の取引所の別の口座を使って注文を発注したり、別の口座と別のブローカーの間で注文を分割することができます。
集約銘柄を起動する際、設定した注文の既定の口座設定に基づいて、レッグに値が自動的に入力されます。既定の口座もレッグによって異なる可能性があります。
複数の口座を使って Aggregator 注文を発注するには
[Aggregator MD Trader] にて口座セレクターをクリックして [Multi...] を選択します。
表示されたフライアウト パネルにて、各レッグの口座セレクターをクリックして、口座を選択します。
[All Legs] に表示された既定の口座は、レッグ注文の送信に使用されます。
各レッグに異なった口座を選択する場合は、[Multi...] が [All Legs] に表示され、各自異なった口座が [Leg 1] と [Leg 2] に表示されます。
[Aggregator MD Trader] にて集約注文を設定して発注します。
注文を発注後、フライアウト パネルが閉じられ、注文が取引所に発注されます。レッグは、選択済みの異なった口座を使って送信されます。
[Aggregator MD Trader] の口座セレクターをマウスでポイントすると、ツールヒントが表示され、各レッグの口座の選択が表示されます。
[Floating Order Book] (簡易注文一覧) を使って、Aggregator 親注文を削除し、マーケットで約定待ちの子注文を残すことができます。詳細については、簡易注文一覧での親注文の削除を参照してください。