[Allocation] (アロケーション) ウィジェットは、選択した割り当て方法を使って、未解除の約定を統合バルク注文の子ケア注文に割り当てるのに使用されます。取引後の割り当て方法からの約定と約定値は、顧客に受け入れられて解除される前に、ウィジェットで確認することができます。
以下の方法でウィジェットを開くことができます。
[Allocation] ウィジェットのプレビュー画面で、以下の割り当て方法を選択できます。
以下の例は、[Allocation] ウィジェットが、選択したバルク注文の約定と約定価格を割り当てる方法を説明しています。
この例では、20枚、30枚、50枚の3つの買側のケア注文が、100枚の枚数で43.73の価格の1つのバルク注文に統合されます。バルク注文はロックされ、約定は顧客に公開されていません。これは [Release] 列に表示されています。
[Unreleased Fills] (未解除の約定) 画面には、バルク注文が3つの異なった価格の43.69、43.70、43.71 で約定されたことが表示されます。[Preview] 画面にて、[AvgPrice] の割り当てが選択されていて、20枚、30枚、50枚の元のケア注文が約定され、「43.699」の同じ平均値を受信したことが示されています。
[Fill Price] が選択されると、[Preview] 画面には、子ケア注文に未解除の約定がどのように割り当てられたかが示されています。20枚の子ケア注文の場合、ウィジェットが 43.69 で 5枚の約定を、43.70 で13枚の約定を、43.71 で2枚の約定を、「43.699」の平均値に割り当てたことを示しています。ウィジェットはまた残りの約定を 30枚と50枚の子ケア注文に割り当て、両方の注文に対し同じ平均値を達成しました。