チャート

チャート タイプ

チャート タイプ

TT では、様々な形式でチャート データを表示表示できるチャート タイプを提供しています。チャート タイプは、以下のように [Chart Types] メニューと [Search] からアクセスできます。

TT では、以下のチャート タイプを提供しています。

バー (Bar)

カラーバー チャート (Colored Bar)


ベースライン デルタ (Baseline Delta)

ベースライン デルタ マウンテン (Baseline Delta Mountain)


ローソク足 (Candle)

中空ローソク足 (Hollow Candle)


HLC

カラー HLC (Colored HLC)


Line (ライン)

カラー ライン (Colored Line)


出来高新足 (Constant Volume Chart)

平均足


ヒストグラム (Histogram)

マウンテン (Mountain)


価格分布 (Price Distribution)

ステップ (Step)


カラー ステップ (Colored Step)

スキャタープロット (Scatterplot)


出来高ローソク足 (Volume Candle)

ウェーブ (Wave)

チャートの分析

ローソク足、バー、カラーバー、中空ローソク足チャートの場合:

  • 緑色は始値より終値が高いことを示します。
  • 赤色は終値が低いことを示します。
  • 実体からヒゲが伸びている場合は(始値・終値とは異なる) 高値・安値を示します。
  • ローソク足のない線は、異なる高値または安値を含む、始値と終値を示します。
  • 縦線のないダッシュ記号は値動きがなかったことを示します。
  • 実体からヒゲが伸びている場合は(始値・終値とは異なる)高値・安値を表します。

さらに直線の色で、チャートの読み方が決まります。

  • 期間が緑色の場合、上部は終値 (上ヒゲがない場合は高値) を示します。下部は、始値 (下ヒゲがない場合は安値) を示します。
  • 期間が赤色の場合、上部は始値 (上ヒゲがない場合は高値) を示します。下部は、終値 (下ヒゲがない場合は安値) を示します。

連続チャート

連続 (Continuation) チャートとは、幾つかの連続した期月を連結させてシームレスなチャートを形成したものを示します。

連続チャートの例

1つの期月から次の期月へのロールオーバーは、チャートの下部でラインの配色を変化させたり、Y軸に沿って点線を変化させることで、示されます。

チャート部分を右クリックして [Settings: Chart...] を選択して、連続チャートを作成して設定できます。

連続チャートの設定

連続チャートを作成するには、[チャート設定] の[Continuation] セクションにて、限月ロール ドロップダウンから、ロールオーバー オプションの1つを選択します。このセクションでは、期月間のロールを表示する方法を定義できるオプションを幾つか提供しています。

限月ロール設定

  • No Continuation: (既定) 連続データは表示されません。
  • Standard At Expiration: 限月は、限月の最も期近のあと、次の期月にロールします。
  • Adjust By N Days: 1つの限月から次の限月にロールする日の、期日から数えた取引日数を設定します。
  • Roll By Day Of Month: 1つの限月から次の限月にロールする期月の間で、1ケ月のうちの日付を設定します。

追加設定

  • Selected Months: 連続チャートに含む月を選択します。
  • Equalize Closes: 最も古いアクティブ月または主要月の終値を使い、さらに最も新しいアクティブ月または主要月の終値から減算することで、ロールの日付のクローズを均一化します。結果は次に、すべてのヒストリカル バーの始値、高値、安値、終値に追加されます。
  • Most Active: 最もアクティブな限月に主要月を設定します。

価格分布チャート

価格分布チャートでは、一定の時間にわたる価格の分布が表示されます。イニシャルレンジ (Inital Balance Range)、始値、現在値マーカー、時間値エリア (TPA 文字) の表示、ティック ボリュームの分布が含まれます。

Add-PIC

価格分布チャートの分析

時間値エリア (TPA) では、チャートの文字の概要を提供しています。

TPA エリア

時間値エリア (TPA) 文字の概要は、チャートの文字についての以下の情報を提供しています。

  1. 時間値エリア (TPA) の文字数を示します。

  2. 制御ポイント (POC) での文字数。

  3. 制御ポイント (POC) より上の文字数。

  4. 制御ポイント (POC) より下の文字数。

チャートの主要部分では、取引日中の価格分布についての情報を提供しています。

  1. 文字は、取引日の連続した30分の時間切りを示しています。

  2. 右向き矢印は始値を示します。価格は最終セッションの終値ではなく、当日の初値です。

  3. 網掛け (濃オレンジ色) は、イニシャル レンジ (Initial Balance Range) を示し、これは 1日の最初の2つの TPA に相当します。

  4. 左向きの矢印は、直近値 (LTP) の分布を示します。

  5. 濃紺色と赤色の網掛けは、出来高バリュー エリアの買枚数と売枚数を示しています。

  6. TPA バリューエリアは、70% の TPA 文字が発生した場所を示しています。

  7. TPA バリュー エリアの TPA の薄いオレンジ色の網掛けは、分布の TPA 最大文字数である制御点を示しています。

  8. 出来高バリューエリアは、70% の 出来高分布が発生した場所を示しています。

  9. 出来高バリュー エリアの小さなブロックは、出来高の制御点を示しています。

価格分布チャートでの TPA の分割

価格分布 (Price Distribution) チャートにて、TPA を分割して分布と中断をより明確に表示できます。TPA を分割するには、分布で右クリックして、コンテキスト メニューから [Split All] (すべて分割) を選択します。

TPA エリア

TPA を元の位置に戻すには、分布を右クリックして、[Remove All Splits] (すべての分割を除去) を選択します。

TPA エリア

時間値エリア文字

時間値エリア (TPA) の文字は 30 分間隔で割り当てられています。チャート作成が進行中の各 30 分間隔の初頭に、これらの文字がまず記録されています。

A

08:00

I

12:00

R

16:00

a

20:00

i

24:00

r

04:00

B

08:30

J

12:30

S

16:30

b

20:30

j

0:30

s

04:30

C

09:00

K

13:00

T

17:00

c

21:00

k

01:00

t

05:00

D

09:30

L

13:30

V

17:30

d

21:30

l

01:30

v

05:30

E

10:00

M

14:00

W

18:00

e

22:00

m

02:00

w

06:00

F

10:30

N

14:30

X

18:30

f

22:30

n

02:30

X

06:30

G

11:00

P

15:00

Y

19:00

g

23:00

p

03:00

y

07:00

H

11:30

Q

15:30

Z

19:30

h

23:30

q

03:30

z

07:30

バリュー エリアの計算

バリュー エリアは、まず最初に最大枚数で価格を識別することにより計算されます。これを使って、上の2つの隣接する価格の枚数が合計され、以下の2つの隣接する価格の枚数が合計されます。これらの合計枚数は次に比較され、2つのうち大きな値の方がバリュー エリアに追加されます。この手順は、枚数の 70 パーセントがバリュー エリアに含まれるまで続行されます。バリュー エリアは、実際の価格別出来高数、または価格別 TPA 文字カウントを使った近似数のいずれかを使って計算できます。

: チャート設定の計算に使用するパーセント数は変更できます。