TT スナイパー (Sniper) は、マーケットの反対側で特定の価格で枚数が取引可能になるまで、買発注や売発注の意図を隠すことができる、注文チケット アルゴ (OTA) のことを示します。
発注時に、TT スナイパーは、指定の限月に対し指定の注文価格でマーケットの反対側で取引可能な枚数を確認します。この価格かそれ以上に良い価格で利用可能な枚数がある場合、利用可能枚数または残りの枚数の分の子指値注文が、この価格で発注されます。
全部の子注文枚数が即時に約定しなかった場合、TT スナイパーは残枚数を取り消し、未約定の枚数を再び追加して、残りの枚数が約定するように待ちます。これは、合計枚数が約定するまで繰り返されます。
以下のウィジェットから TT Sniper アルゴを起動できます。
注: TT Sniper を使用するには、TT Pro ライセンスが必要です。
TT スナイパー注文を発注するには
[Market Grid]、[Autotrader]、[Algo Dashboard] からも OTA アルゴを起動することができます。
[Order Ticket] を使用する場合は、価格と枚数を入力して [買] または [Sell] をクリックします。
[Order Book] には、[TextTT] 列に TT スナイパーの「インスタンス名」が表示され、[WrkQty] 列と [ExeQty] 列には約定待ち枚数と執行済み枚数が表示され、[SynthStatus] には、親 TT スナイパー注文のステータスが表示されます。
[Fills] ウィジェットには、親注文 (*) と子注文の約定の両方が表示されます。子注文の約定は、取引所から直接受信します。
[Algo Explorer] 画面から [TT Sniper] を選択し、TT Sniper 注文パラメータを設定します。また [Algo Dashboard] にて、TT スナイパー注文の限月、価格、枚数、発注側を指定する必要があります。
[Autotrader] では、[Choose an algo] (アルゴの選択) をクリックして [TT Sniper] を選択します。[Add row] をクリックして TT Sniper 注文パラメータを設定します。また TT スナイパー注文の限月、価格、枚数、発注側を指定する必要があります。
TT スナイパー フライアウトでは以下のパラメータを利用できます。