CME の BrokerTec ユーザー アクセスの設定
CME の BrokerTec 銘柄の注文の送信とマーケット データ アクセスは [Users] → [Exchange Properties] → [CME BrokerTec] → [Order Routing] と [Market Data] タブで設定されます。マーケット データの記録の追加の設定も提供されます。[Exchange Properties] タブをクリックすると、Setup は [Order Routing] タブを既定とします。
CME の BrokerTec ユーザー アクセスを設定するには
- データ グリッドで選択したユーザーの [Users] - [Exchanges] タブをクリックします。
- 取引所一覧ドロップダウン矢印をクリックしてスクロースし、取引所を選択します。
- [Subscriber Market Data] と [FIX Market Data] と [Order Routing] タブをクリックして、選択した取引所に対しユーザーを設定します。
- [Subscriber Market Data] タブを使って、銘柄グループごとにすべてのマーケット データへのアクセスを許可または拒否できます。
- [FIX Market Data] タブを使って、銘柄グループごとに TT FIX を通じてすべてのマーケット データへのアクセスを許可または拒否できます。
- [Order Routing] タブをクリックし、ユーザー認識のための取引所の資格情報を設定します。
- BrokerTec の注文送信に以下の CME 取引所設定を行います。
- Entering Trader: CME の BrokerTec 銘柄に送信されたすべての手動または自動の取引操作のユーザーを特定します。これは、既存の BrokerTec 取引所のトレーダーID やユーザー署名と同じです。タグ 5392 として取引所に送信されます。この欄は必須です。
- ATS Operator ID: 登録 ATS チームの一員であるユーザーを識別します。チーム メンバーは同時に自動取引システムを監視しています。マニュアル注文操作は ATS Operator ID を使って送信しないでください。ATS Operator ID は CME から提供されます。タグ 5392 として取引所に送信されます。
- Team Head Trader Location: ATS Operator ID を使って登録チーム メンバーに対して、チーム ヘッド トレーダーを設定します。これが設定されていると、Team Head Trader 場所により、Tag 142 の値が上書き変更されます。[Users] - [Profile] タブの、郡、州、国名欄で送信ユーザーの場所を指定できます。ATS Operator ID は、同時に自動取引システムを監視しているチームにのみ使用されます。すべてのチームメンバーの注文操作は、Team Head Trader の場所と一緒に CME に送信されます。
- Country: Team Head Trader の国名を設定します。この欄は、ATS Operator ID が割り当てられてない場合に必須です。
- State: Team Head Trader の州名または郡名を設定します。この欄は、どの 国名が選択されているかによっては必須となります。この欄は、ATS Operator ID が割り当てられてない場合に必須です。
- SMP ID: 口座に Self-Match Prevention Identifier (自己一致防止 ID) (SMP ID) を設定します。SMP はオプションであり、これにより、両方の買注文と売注文に同じ SMP ID と執行会社 ID が含まれている場合、執行会社が、共通の所有権をもつ口座の注文を一致できないようにします。タグ 7928 として取引所に送信されます。
- SMP Instruction: セルフマッチ回避が発生すると、どの注文が取り消されるかを設定します (既存またはアグレッシブ)。この設定はオプションです。SMP 指示が指定されていない場合、既存注文は取り消されます。これが設定されていると、値は Tag 8000 で取引所に送信されます。注文操作にセルフマッチ回避指示を割り当てるには、以下の内容から1つ選択します。
- Cancel resting: 既存注文を取り消して、アグレッシブ マッチング注文を取引所に送信します。
- Cancel aggressing: マーケットに既存注文を残して、アグレッシブ マッチング注文を取り消します。
- Memo Field: TT システムで発注済み注文に保持されるオプションのユーザー定義のテキスト値。タグ 5149 で取引所に送信されます。アルファベット数値と特殊文字を使用できます。
- Text B: TT システムの発注済み注文で保持されるオプションのユーザー定義値ですが、取引所には送信されません。アルファベット数値と特殊文字を使用できます。
- Text C: TT システムで発注済み注文に保持されるオプションのユーザー定義のテキスト値ですが、取引所には送信されません。アルファベット数値と特殊文字を使用できます。
- Text TT: TT システムで発注済み注文に保持されるオプションのユーザー定義のテキスト値。しかし取引所に送信されません。アルファベット数値と特殊文字を使用できます。
- Max Order Rate: ユーザーが接続別に入力できる、1最大注文数 (秒) を設定します。この限度は、取引所定義の注文率の最大を超過できません。
- Client Can Override: ユーザーが注文を発注時にこの欄の値を上書き変更できるかどうかを設定します。チェックボックスをオンにしてユーザーが値を上書き変更できるようにします。これがオフの場合、この欄はロックされ、ユーザーは値を変更できません。
- [Subscriber Market Data] タブをクリックすると、CME の BrokerTec 銘柄に利用可能な以下のマーケット データ グループへのアクセスを許可または拒否できます。[Allow] が有効の場合、[Sessions] をクリックすると、異なった IP アドレスやアプリケーションを使って、同時に利用できる同時マーケット データ セッション数を設定することができます。[0 - Delay Only] を選択すると、遅延環境を除くすべての環境で、銘柄グループが拒否されたことを示しています。つまりリアルタイムのマーケット データへのアクセス許可がありません。
- [FIX Market Data] タブをクリックすると、TT FIX から取引所で利用可能な以下のマーケット データ グループへのアクセスを許可または拒否できます。
[Allow] が有効の場合、[Subscribers] をクリックして、FIX フィードの裏でマーケット データを表示しているユーザー数を設定します。
FIX フィードが表示目的でない場合は (ブラックボックス アルゴリズム、損益計算のプログラムなど)、[Allow] を選択して、サブスクライバーを 「0」に、[Non-display] を有効化します。
注: 無効化された銘柄グループは会社にとって承認されていません。これらを有効化するにはトレーディング・テクノロジーズの担当者にお問い合わせください。
- [Save Changes] (変更の保存) をクリックします。