概要
最初のアルゴシリーズの作成概要にようこそ本シリーズは、基本的な Scalper アルゴの構成を説明することで、ADL の基本を伝授することを目的としています。
このシリーズにおいて、以下の動作を目的とした Scalper アルゴを作成します。
- ポジションに発注する注文を送信します。
- エントリ注文の約定値と約定枚数を取得して、平均の始値を計算します。
- 平均の始値より上のティック数で、エグジット注文を発注します。
このシリーズでは、ADL と TT の使い方と、デモ取引環境でアルゴ ロジックをテストする方法も説明しています。
エントリ ロジックの作成セクションでは、エントリ注文の作成方法を説明している他、以下の内容を説明しています。
- ADL インターフェースの異なった部分。
- ブロックの追加とプロパティの設定。
- エッジを使ったブロックポートの接続。
エントリ ロジックのテストセクションは、今までのアルゴ ロジックのテストを説明しています。以下の内容を実行できます。
- タイトルバーのアルゴ コントロールを使って、アルゴのテストやリセットを行います。
- ADL と TT の両方で実行中のアルゴのデモ取引を表示します。
- 異なったユーザー入力を使ってアルゴをテストします。
約定データの取得セクションでは、約定についての情報にアクセスする方法を説明しています。このセクションでは以下の内容を説明しています。
- 連続メッセージと離散メッセージの違い。
- ADL の数式エディター。
- 算術ブロックを使った計算の実行。
エグジット ロジックの作成セクションでは、エグジット注文を定義します。以下の内容を実行できます。
- Jump ブロックを使ってアルゴをより明確に表示できます。
- ADL と TT で完了済みのアルゴをテストします。